ヴィヴィアン・マイヤーを探して
昨年見逃した「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」。ヴィヴィアンという名前の好きな人がもう一人増えた。
15万枚以上の素晴らしい写真を残し、しかし一枚も発表せず、83歳で家族も財産もなく晩年は路上生活者に近かったらしい。
40年、家政婦や乳母という仕事についているが、片時も手放さなかったのが二眼レフのカメラ。
そのカメラで、働き先の子どもや街の人々を撮影する。豊かな時代のアメリカで、まるで影のような脆弱な部分を温かい眼差しで切り取っていく。
その写真の構図の良さといったら!
未現像のフイルムが多く発見されるが、彼女はファインダーを覗いたその瞬間、彼女本来が生きている瞬間だったのだろう。
薄幸の絵かきも死後、脚光を浴びる場合があるが、彼女は何故これだけの才能ある写真を公にしなかったのだろう?
その頑なさ、偏屈さはきっと。。。
1926,2.1?、とても水瓶座らしい稀有な女性。久しぶりに家に置きたい写真集が見つかった。
さてさて午後には金星が獅子座に入る。
堂々と輝きましょう!ワンドの女王のように。
素敵な一日をお過ごしください

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